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2013.04.19

今日のみ言葉【No.549】(2013年 4月19日)

ヨシュアは主が命じられたとおりに彼らに行い、彼らの馬の足の筋を切り、戦車を火で焼いた。
(ヨシュア記11:9)

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「背水の陣」という言葉があります。

あえて川を背にした陣を敷いて敵軍に勝利した中国の故事が由来です。

後ろが川では逃げ道が絶たれた状態。

ギリギリの状況に自分を追い込み、必死に物事に取り組むパワーを得ようとする時に、「背水の陣を敷く」という表現を使います。

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今日の聖句でも、

「馬の足の筋を切り、戦車を火で焼いた」

とありますから、ヨシュアも背水の陣を敷き、勝ち目のない戦いを前にしてイスラエルの民を強制的に鼓舞したのでしょうか?

それとは全く違います。

背水の陣は戦いの前ですが、今日の聖句は戦った後です。

背水の陣は勝つ可能性1%ですが、今日の聖句は100%の勝利を得た後です。

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戦いに勝利した後、戦利品として得たのが敵の軍馬と戦車でした。

いずれも喉から手が出るほど欲しい物です。

軍備が増強できれば、安全度が増すからです。

しかし神は戦う前から

「あなたは彼らの馬の足の筋を切り、戦車を火で焼かなければならない」

と命じておられました。

ヨシュアは忠実にその言葉に従ったのです。

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馬と戦車を残しておけば、必ずそれに頼るようになります。

そして、あの軍備があるから次の戦いも勝利できる、と思うようになります。

そうなれば、神の力によって今まで勝利してきたことを忘れるようになります。

いつの間にか勝利の根本原因である神を忘れ、真の力にはなり得ない馬と戦車を崇め、そこに信頼するようになってしまうのです。

絶対的な神の力を忘れ、相対的な軍事力を選んでしまう愚を犯さないように、神はあえて

「馬の足の筋を切り、戦車を火で焼かなければならない」

と命じ、それらに頼らず、神に頼れ、とヨシュアに語りました。

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後はヨシュアの選択次第です。

いつ襲われるか分からない状況の中では、馬も戦車も残しておいた方がイスラエルの命を守るためには必要なのではないでしょうか?

いくら神の命令とはいえ、あまりにも非現実的なのではないでしょうか?

主なる神のご命令であれば従うのが当然です。

しかし、従う背後に信頼というものがあって初めて本当にお従いすることが可能になります。

ヨシュアの心の中では、

「主がお命じになられたことならば、主が責任をとって下さる。神が責任をお持ちになることなのだから、後のことを心配すること自体が間違っている。」

という思いが広がったことでしょう。

彼は戦利品の馬も戦車も役立たずのものとし、神の力によって立つことを選んだのです。

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今日の一日はあなたの選択の中にあります。

主が命じられたことを行う選択ができますように…。