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2017.10.03

今日のみ言葉【No.1616】(2017年10月 3日)「 失敗が最善へと変えられる」

そしてヨシュアは彼らと和を講じ、契約を結んで、彼らを生かしておいた。会衆の長たちは彼らに誓いを立てた。
(ヨシュア記9:15)

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不祥事が起きた時に謝罪会見が開かれますが、その背後に危機管理コンサルタントの入念な指導があります。

頭を下げる角度や下げ続ける秒数、黒のスーツか白っぽい服装で態度はしおらしく等々。

ところが最近は模範的・型通りの会見は「嘘くさい」と見破られ、逆に不誠実さを感じさせるようになりました。

むしろ、私はこんな失敗をしたと認め、そこからどんな大切なことを学んだか、そして自分と同じ失敗を繰り返さないよう勧める「しくじり先生」というテレビ番組が人気を集める時代です。

ヨシュアも失敗をしました。

しかし彼はそれを隠したり言い訳することなく、失敗を受け入れ、失敗した責任を果たそうと決断しました。

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彼の失敗とは、神の指示を仰がずにギベオン人を保護するという契約を結んだことです。

ギベオン人はイスラエルの強さとその背後にいる神の存在に恐れ、自分から講和を結ぼうとしてやって来ました。

彼らは遠くからやってきた民であると装い、保護を求めました。

「そしてヨシュアは彼らと和を講じ、契約を結んで、彼らを生かしておいた。会衆の長たちは彼らに誓いを立てた」
(ヨシュア記9:15)

彼らはイスラエルを騙して、まんまと約束を取り付けることに成功しました。

聖書はそうなった原因を

「そこでイスラエルの人々は彼らの食料品を共に食べ、主のさしずを求めようとはしなかった」
(ヨシュア記9:14)

とあるように、神の御心を求めずに自分の思いで決めたからだと述べています。

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さて、これは詐欺契約ですから真実がわかった時点で破棄することが可能です。

しかしヨシュアは神の前で一度結んだ契約は守ると決め、イスラエルの会衆を説得してギベオン人を受け入れます。

なぜ多くの反対を押し切ってまでヨシュアは約束を果たそうとしたのでしょうか?

それは彼のエジプト脱出と荒野での神体験にあります。

主である神ご自身が人間との契約に対して忠実な方である。

神は一度「イスラエルを祝福する」と決めて契約を結んだからには、イスラエルがどうあろうとその約束を果たされる方である、と彼は身にしみて体験していたのです。

ですから、たとえそれが自分の過失で結んだ契約であり、本来は「排除すべき存在」であるギベオン人であろうと、彼は自分の失敗を認め、受け入れ、その後始末をすると決心したのです。

その後のギベオン人は

「主が選ばれる場所で、たきぎを切り、水をくむ者とした。これは今日までつづいている」
(ヨシュア記9:27)

とあるように、イスラエルの奴隷となる立場を受け入れ、その代わりに彼らの身の安全は保証されるという約束は果たされました。

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神はヨシュアの失敗とその後の対応にどう報われたでしょうか?

ギベオン人はイスラエルの忠実な民となりました。

バビロン捕囚にも一緒について行きました。

さらにエルサレム帰還時には城壁の再建工事に共に当たります。

排除すべきと見なされた民が、実は最良の協力者としてそばに居続けるようになったのです。

ヨシュアにとって、神に祈らずに決めたことは失敗を招きました。

しかしその自分をいたずらに責めることなく、神が自分たちに対してなされたように自分も約束を果たそうとした時、神はヨシュアの失敗を益に変えてくださったのです。

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神は私たちを愛し、顧みていてくださるお方です。

その愛の神が共に歩いてくださることを信じ、失敗を認め、それが最善へと変えられる人生の祝福を得て参りましょう。

「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている」
(ローマ8:28)

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