今日のみ言葉【No.1801】(2018年 7月13日)「 何もしない力、ぶつかる強さ」

そこでイエスは彼らを呼び寄せ、譬をもって言われた
(マルコ3:23)

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「平成30年7月豪雨」と名付けられた災害で、岡山県倉敷市真備町では住宅地が大規模冠水に見舞われました。

2015年の鬼怒川堤防決壊事故を受け、全国の自治体はその翌年にハザードマップ(被害予測地図)を作成し、倉敷市でも全戸配布していました。

するとその通りに

「今回の水害後、国交省がドローンを飛ばして上空から確認すると、地区内の浸水被害は想定とほぼ重なっていた」
(朝日新聞デジタル2018年7月10日05時00分)

のだそうです。

事前にそこまでわかっていながら、なぜ避難しなかったのかと疑問に思いますか?

そういうあなたに質問です。

「今回の災害のニュースを見て、すぐにご自分の住んでいる地区のハザードマップを確認なさいましたか?」

人は自分も災いに遭う可能性があるのだとは思いにくいのです。

私たちの中には先入観・偏見・思い込みというものがあり、それが出来事や人に対する誤解となって現れるのです。

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マルコによる福音書第3章でイエス様は誤解されましたが、その内容によって対応を分けておられます。

まず身内の者。

この人たちの考えは日常生活での体験に基づいたものでした。

自分たちが知っている「ヨセフの子イエス」が日常から外れた行動をしているので「気が狂った」のだと判断したのです。

彼らは霊の世界のことが見えず、わからない人たちでした。

つまり、この世を超えた世界があることがわからず、神の力がイエス様を通して働いていることが見えなかったのです。

こういう方々に対してイエス様がとった態度は、時を待つことです。

「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある、…、神のなされることは皆その時にかなって美しい」
(伝道の書3:1、11)

イエス様は一切弁明しておられません。

話してもわかることではないからです。

このような場合は、何もしないでじっとしていられる力が必要です。

そして、神の時を待つことが最善なのです。

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次に律法学者たちです。

彼らは霊の世界のことが見え、わかる人たちでした。

彼らこそイエス様が人間以上の存在であることを認めた人たちです。

しかしその霊の力が神の霊によってではなく、悪霊の力によって成しているのだと非難しました。

霊の世界を認めていながら、イエス様を誤解する人たちに対し、イエス様は行動を起こされます。

「そこでイエスは彼らを呼び寄せ、譬をもって言われた」
(マルコ3:23)

わざわざ彼らを呼び寄せ、たとえを用いてその間違いを指摘し、自分の立場を明快になさいました。

弁明するべき相手を正しく選び、その際は意見がぶつかることを恐れず、旗色を鮮明にして自らの立場を主張することです。

これが誤解に対する2つ目の対応の仕方です。

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全ての人に理解してもらいたいとは思いますが、全ての人が自分を理解してくれるとは限りません。

また、こちらの意に反して誤解されてしまったというケースもあるでしょう。

イエス様の模範に習いながら、柔軟に対処する一日々々として参りましょう。

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